Contents この本はぼくのバイブルだった自分の時間を取り戻せ自分のための自分の時間を生きるこの本はぼくのバイブルだった 中島義道の著作と出会ったのは、そう30歳くらいだったのではないかと思う。最初に読んだのは『うるさい日本の私』だった。無意味なアナウンスに徹底抗戦するアタマの逝かれた哲学者。それが中島義道だった。でも、その書いていることには共感できる自分がいた。少数派を自認し、その自分たちが多数派に脅かされずに生きていけることだけを目指している人。絶対に多数派に組しない人。ただ少数派でいることを認め ...