哲学

stranger

BOOKS

2020/9/20

あなたに「変わり者に憧れる気持ち」があるなら。中島義道『うるさい日本の私』

Contents ぼく、変わり者って言われますとても変わった人=中島義道変わり者でいたいのなら行動で示せぼく、変わり者って言われます まあ普通の人を目指してないから仕方ありませんが、よく「変わっている」と言われます。見た目は普通です。というか、見た目はどちらかというとキレイ目だと思います。自分で言うのもなんだけど。 でもよく知っている人からはこんなことをよく言われます。 君は変わってるね強情だね頑固だね つい先日も奥様の絶対君主エカテリーナ2世様といろいろ会話しているときの一コマ。奥様:わたしはこどもの頃 ...

BOOKS

2020/9/13

人生を戦略的にコンテンツ化せよ。『GIG WORK』のメッセージが面白かったよ。

Contents 自分をコンテンツ化できる人ギグワークってなに?著者の言葉はぼくの言葉のようだ人生のコンテンツ化のプロセス自分をコンテンツ化できる人 つい先日、古くからの友人にこんなことを言われた。 君は自分をコンテンツ化できる人間だから へっ?と思った。自分をそんな風に捉えたことはなかった。もちろん、SNSも好きじゃないけど使っているし、なんだかんだでブログも20年以上続いている。情報発信は目的でも手段でもなかったけれど、それが日常だったことは事実だ。 そういった彼は博報堂の同期だったが、独立し、いまは ...

NakajimaYoshimichi

BOOKS

2020/9/13

自分の時間を取り戻せ、それが何より大切だ。中島義道『人生を半分降りる』

Contents この本はぼくのバイブルだった自分の時間を取り戻せ自分のための自分の時間を生きるこの本はぼくのバイブルだった 中島義道の著作と出会ったのは、そう30歳くらいだったのではないかと思う。最初に読んだのは『うるさい日本の私』だった。無意味なアナウンスに徹底抗戦するアタマの逝かれた哲学者。それが中島義道だった。でも、その書いていることには共感できる自分がいた。少数派を自認し、その自分たちが多数派に脅かされずに生きていけることだけを目指している人。絶対に多数派に組しない人。ただ少数派でいることを認め ...

EVERYDAY

2020/9/13

本当に湘南が勝ち組か?ポストコロナ時代、みんなはどこに住む?

Contents 通勤が大嫌いだった居住に自由が生まれつつある中心におけるローカルの構築通勤が大嫌いだった 通勤、それはぼくが最も忌み嫌う時間のひとつでした。それだけでも会社員を辞める理由になるくらい嫌いでした。ちなみに高層ビルも大嫌い。あのエレベーターを待つ時間も、乗っている時間も大嫌いです。だから独立して小さくても自分の好きな空間でストレスなく暮らしている、いまの状況はぼくにとってとても好ましいものです。2020年初頭から現在までのわずか数か月。世界は新型感染症のパンデミックによって、大きく変わってし ...

Ikirutameno_Rongo

BOOKS

2020/9/13

不孝にして不仁。安冨歩『生きるための論語』

Ikirutameno_Rongo_Yasutomi_Ayumi  経済学者で思想家の安冨歩の著作『生きるための論語』を読んでいます。この著者本人に興味を持って彼の著作を読み始めたのです。彼は経済学者からスタートし、現在は東京大学東洋文化研究所で教える研究者。さらに興味深いことに幼少から親との関係性に悩み、それを「女性装」することで精神的に解決したとする変な人なのです。ぼくは親との確執を意図的に避けてきました。避けてきたから確執とは言えないのでしょうが、実際にはそれぞれの気持ちの奥に何か重いものをずっと携 ...

BOOKS

2020/9/13

猫は後悔するか。野矢茂樹『語りえぬものを語る』

今日は2月22日、つまり猫の日である。だからという訳ではないが、猫について少し書いてみよう。猫は賢い。これはおそらく正しい。もちろん人間の言語としての「賢さ」に概念定義されているが、おそらく猫の大半は賢い。餌の気配を察するとどこからともなく現れるし、人の感情を逆なでることもする。放置された腹いせにトイレ以外でオシッコをする。人が大切にしているものを故意に破壊する。こんな復讐や報復などは日常茶飯事である。だから猫は賢いと思う。繰り返すが猫の日だから猫を礼賛している訳ではない。  野矢茂樹の『語りえぬものを語 ...

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