いいiPhoneケースはないかな
愛用のアニアリマルチケースSとリプレースできるような、優れたiPhoneケースはないものか、探索を始めました。そもそもそんな状況に至った背景はこちら。年に1回くらいと頻度は低いものの、iPhoneがケースから滑り落ちてしまうわけですね。
ぼくはミニマリストとは言えないものの、昔からデジタルガジェット好き。そんな性分もあって、昨今のスマートペイメント、キャッシュレスの波にはしっかりと乗っていこうと思っています。iPhoneは情報の取得をはじめ、コミュニケーション、エンターテイメント、金融サービスなどあらゆるサービスへのタッチポイントとなっているため手放すことは考えにくい。
だからiPhoneに無い機能をその周辺に寄せて、可能な限りコンパクトにしたい、というのはぼくの基本的なニーズです。そのニーズを最大限に満たしてくれていたのがアニアリマルチケースSだったのですね。
あらためてケース選びの基準を列記してみると、以下のような感じ。
①デザインが良いこと(iPhone単体の魅力を削がない)
②質感が良いこと(できれば皮革製品が好ましい)
③1~2枚程度のカードを携行できること
①については↑の投稿でも書いていますが、iPhoneは高度に洗練されたデザインとエンジニアリングを持つプロダクトなので、本来は単体で存在した方が美しい。しかし滑り落ちて傷がつくことを避けるためにケースを纏う必要があるわけです。ですからケースはできる限りアンダーステートメントであって欲しい。
②については過去の経験から、アクリルなどの樹脂製品は経年劣化して黄ばんできます。ルイヴィトンなどの皮革とビニールなどを貼り合わせている素材も経年劣化が目立ちます。その点、経年劣化を価値に転じられる素材と言えば、皮革製品。質感の高い皮革製品で極薄のものがあれば基準を満たせるはずです。
③はできれば欲しい。個人的にiPhoneにはApplePayを設定しているので、VISA、AMEXなどのクレジットカード、Suisa、Quickpayなどは問題なく使用できます。銀行のカード、少々の紙幣などを収める機能があれば、iPhoneケースだけで持ち運べるのでベターというわけです。
3つの要件を満たすケース=alto leather case
そうこうしているうちに見つけたのが、altoというブランド。ウェブサイトを見ると中国語と英語、日本語で表記されています。よくよく読むとどうやらイタリア製の皮革を使った台湾のメーカーの模様。台湾はiPhoneをはじめとするアップル製品の製造を引き受けるFOXCONなど、すでに日本を上回るIT大国。そのコンテクストでケースなどを手掛け始めたメーカーだとすると期待できそう。
Alto - Superior Italian Handmade Leather Cases for Apple iPhone
Buy the best iPhone leather case with card holder which made with premium imported Italian leathers by Alto. The most beautiful craft in the world.
商品はアトレ恵比寿のSmith(DELFONICS)で見たことがあったので、仕事のついでに少し現物を見てきました。やはり革の質感に自信を持っているメーカーのようでイタリア製の革がいい感じ。カード1~2枚収納可能なポケットもついていて、見る限りかなり薄い作りです。これならいいかも。お値段は6300円少々でしたが、ブランドサイトで見たら$43で売っているじゃないですか。これはいいやとポチリました。シッピングのフラットフィーが$7追加されたけど、それでも日本の店頭で買うよりいいかなと。
DHLで届いた実物をチェック
中3日くらいでDHLで実物が届きました。早速iPhoneをケースに納めてみると、雰囲気いいじゃん。革の質感も高く、香りもいい。もちろん、Qiでのワイヤレス充電にも対応しています。SALEで買えたし、これはいい買い物だったかも知れません。
唯一難点というか、将来的に問題になりそうなのは、背面のカードポケットにはカード1枚しか入りそうにないこと。最も頻度の高いクレカをここに入れることになるのかな。先に書いた通り、本当はiPhoneだけ携行したいぼくですが、現状はそれを許さないため、少しだけカード類を持ち運ぶ必要があります。その機能はアニアリのマルチケースSよりは大きく劣ることに。
迷った末に同じレザーのaltoのカードホルダーもポチってしまいました。
これまでアニアリのマルチケースSにiPhoneを収めて1つだけを携行していましたが、結果iPhoneとカードホルダーの2点を携行する、というスタイルにたどり着いたわけです。
これから数日はこのスタイルが自分に合うか、しっくりくるかどうかを検証してみようと思います。