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カッコいい爺さんになれるかな?マイ・インターンを観てきました。

この週末は時間がぽっかりと空いたのですが、妻が「映画でも観に行かない?」と。そういえば少し気になっていた映画があったので行ってみることにしました。前日にウェブ予約。夫婦のどちらかが50歳以上だとかなり割引になると知って得した気分。日曜日の朝一番早い上映は10:35ということでいつもどおりに起きて六本木の東宝シネマズに向かいます。気になっていた映画とはこれ。

映画『マイ・インターン』オフィシャルサイト

何となくベン役のロバート・デ・ニーロに感情移入できる歳になってきたんだな、と思います。そしてファッションの世界で孤軍奮闘する女性社長ジュールズ役のアン・ハサウェイには妻の姿が重なります。しかし肝心の妻はアン・ハサウェイ演じるジュールズにはまったく共感できなかった模様。どうやら不倫した夫と寄りを戻す流れ、ビジネス上の課題がまったく解決されていないのにハッピーエンドっぽい流れになる脚本が気に入らなかった模様。こちらはジュールズに妻を重ねて共感していたというのに、つくづく人間の感情とは難しいものです。

映画『マイ・インターン』予告編(120秒)【HD】2015年10月10日公開

ジュールズは置いておいて、ロバート・デ・ニーロ演じるベン翁が醸し出す「いい人オーラ」が素晴らしい。単なるいい人ではなく実のあるオーラ。自分が70歳になったとき、こんな風にお洒落で偉ぶらない、それでいてちゃんと仕事のできるお爺ちゃんになれるだろうか。映画を見ながら考えていたことの多くはそんなことでした。今は戦いの真っ最中。負けることはできない。でも自分の経験や知恵を決して上から目線ではなく、尊敬できる若い世代の人に渡してあげることができたらいいな、そんな70歳になれたらいいなと心から思います。

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